隠れた美食の楽園の大分県。
全国で1番と言われる、関サバ・関アジから、豊後牛、B級グルメではから揚げまでと裾野も広く、どんな方でも楽しめるグルメ県です。
郷土料理人気ランキング
だんご汁
小麦粉をこねて、だんごを作り、それを平たい麺にしてみそ仕立ての汁に入れたものです。
具には豚肉やごぼう、にんじんなどが入っています。
豚汁うどんのような風貌で各家庭でも結構食べられています。
地獄蒸料理
温泉町別府の名物料理です。
地元で獲れた新鮮な食材を温泉の蒸気で蒸しあげる料理です。
がん汁
ツガニ（モズクが二）を活きたまま殻ごとすりつぶしてだしを取って作る醤油味の汁物です。
宇佐地方の郷土料理です。宇佐はツガニの特産地です。
鮑腸（ほうちょう）
見た目はうどんのようですが、一本のめんの長さは二メートル以上あり、「はしごにのぼって食べる」という話もあるほどです。
この長いめんをつゆにつけて食べます。
名前の由来は諸説ありますが、戦国時代、鮑が不漁だった時に、大友宗麟の家来が小麦粉をこねてアワビの腸に似せたものを作ったら、アワビ好きの宗麟がとても喜んだ―というのが最も有力です。
やせうま
だんご汁の麺を黄な粉と砂糖でまぶしたものです。
おやつでよく食べられています。
黄飯
臼杵藩の藩主の殿様が、家来たちの労をねぎらって酒と黄飯をふるまったのが始まりで、それ以来大分の郷土料理として親しまれています。
頭料理
竹田市の郷土料理で大型の魚の頭から内臓までを食べてしまうというものです。
湯引きした頭、内臓をもみじおろしや二杯酢、三杯酢で食べます。
特産のカボスを豪快に絞って食べると更に大分を満喫できます。
鳥天
鳥の天ぷら。
から揚げとは違い、天ぷらのころもを使って揚げたものです。
そのまま食べたり、天つゆ、酢醤油などで食べます。
居酒屋や定食屋、スーパーの惣菜売り場にもある県下で浸透した郷土料理です。
別府のグリルみつば、大分のキッチン丸山、いこい等が元祖として有名です。
ごまだしうどん
漁師町、佐伯の郷土料理です。
ごまだしは焼かれたエソ、ごまをすり潰し、しょうゆ、砂糖、みりん、日本酒等で調味して作ります。
通常のうどんの上にこの丸められたごまだしがのせます。これを混ぜながら食べる。
りゅうきゅう
切り身のあじ、さば等に醤油やごま、ねぎを混ぜた郷土料理です。
あつめしとも言います。
出来れば、ご当地名物の関サバ、関アジのりゅうきゅうを食べたいですね。
たこのしゃぶしゃぶ
大分県の別府湾では質の良いタコがたくさん獲れます。
国東半島沖で獲れた新鮮な蛸（たこ）をしゃぶしゃぶで出す店も結構ありますので現地にいった際には是非食べたい郷土料理です。
薄切りした真蛸を昆布の効いた出汁にくぐらせて、弾力食感と噛むたびに感じる、真蛸の旨味はたまりません。